高度道路交通システム研究グループ'98シンポジウム

−ITSによって変わる将来の交通環境−

自動車が発明されてから100年あまりが経過し, 自動車は日常生活になくてはならないものになってきました。 しかし、渋滞による時間の損失や環境汚染、 事故などといった問題は根本的な解決方法を見い出せないまま今日に至っています。 このような自動車交通におけるさまざまな問題点に関して、 情報技術の面から統合的なアプローチでその解決を図る高度道路交通システム(ITS)が、 世界的な規模で取り組まれています。本学会においても、 本年7月に「高度道路交通システム(ITS)」研究グループを発足させITSへの取り組みを開始しました。 これを機に、情報、通信、自動車、建設・土木、行政などITSに関連する分野の専門家をお招きし、 将来の交通環境がどうあるべきか、また、そのためにはどのような研究・開発が必要か等についてご講演いただくとともに、 幅広い分野の研究者が積極的に交流をはかれる場を提供する目的で、下記のシンポジウムを開催します。 皆様のご参加をお願い致します.


主 催 情報処理学会 高度道路交通システム(ITS)研究グループ
協 賛 技術研究組合 走行支援道路システム開発機構(AHS研究組合)
道路・交通・車両インテリジェント化推進協議会(VERTIS)
情報処理学会 モーバイルコンピューティング(MBL)研究会
情報処理学会 グループウェア(GW)研究会
情報処理学会 マルチメディア通信と分散処理(DPS)研究会
日 時 平成10年12月2日(水)9:45〜17:00
会 場 三菱電機ビル
〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-2-3 [地図]
参加費
情報処理学会会員 12,000円 一般 15,000円 学生 6,000円
※今回のシンポジウムに申し込まれた方は,1998年度ならびに1999年度のITS研究グループの活動(研究会)に 無料で参加することが出来ます.
参加申込み後、やむを得ず参加を取り消される場合、11月15日(月)までにお願いいたします。
取消しの連絡のない場合、準備の都合上、参加費を徴収させていただきます。
申込締切 11月6日.ただし,申込者多数の場合は,先着150名で締め切らせていただきます.
※すでに締め切りました.

プログラム
開会挨拶 9:45〜10:00 松下 温 (慶應大)
基調講演 10:00〜10:30 交通環境と情報通信 -将来とその課題- 松下 温 (慶應大)
招待講演1 10:30〜11:20 ITSが拓く21世紀の道路交通 徳山 日出男 (建設省)
招待講演2 11:20〜12:10 VERTISのITSに関する歴史と今後の動向 播口 正雄 (VERTIS)
招待講演3 13:20〜14:10 AHS研究組合のITSに対する取り組みに関して 磯貝 徹二 (AHS研究組合)
招待講演4 14:10〜15:00 ITSにおける通信システムの取り組みについて 野口 俊武 (日本電気)
招待講演5 15:20〜16:10 車から見た情報化・カーマルチメディア(予定) 大江 秀和 (トヨタ)※
招待講演6 16:10〜17:00 ITS導入における課題とITS評価シミュレータ 鷲野 翔一 (三菱電機)
※ 講演者が変更になりました
照会先 屋代 智之  千葉工業大学情報ネットワーク学科
  e-mail: yashiro@net.it-chiba.ac.jp
  Tel(0474)78-0287  Fax(0474)78-0582
〒275-0016  千葉県習志野市津田沼2-17-1







情報処理学会 高度道路交通システム研究グループ'98シンポジウムは,12月2日に開催されました. 松下主査による開会挨拶,基調講演に引き続き,6件の招待講演が行われました. 参加者は132名を数え,大盛況のうちに無事終了致しました.

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